1. 範囲
仕様には、並径NPS 10～NPS48、常圧クラス(150LB～300LB)のフランジ付き三重偏心メタルシールバタフライバルブが含まれます。
2. 商品説明
2.1 技術要件
2.1.1 設計・製造規格：API 609
2.1.2 エンドツーエンド接続規格：ASME B16.5
2.1.3 面間寸法規格：API609
2.1.4 圧力温度グレード規格：ASME B16.34
2.1.5 検査と試験（水圧試験を含む）： API 598
2.2 製品概要
二重金属シールを備えた三重偏心バタフライバルブは、BVMCの主要製品の1つであり、冶金、軽工業、電力、石油化学、ガスチャネルおよびその他の分野で広く使用されています。
3. 特徴と用途
構造はトリプルエキセントリックで、金属が着座しています。室温および/または高温の条件下で良好なシール性能を発揮します。ゲートバルブやグローブバルブと比較して、容量が小さく、重量が軽く、開閉が柔軟で、耐用年数が長いことは明らかな利点です。冶金、軽工業、電力、石油化学、石炭ガスチャネルなどの分野で広く使用されており、安全性の信頼性が高く、バルブは現代の企業にとって最適な選択です。
4.構造
4.1 スケッチ 1 に示すように、三重偏心メタル シール バタフライ バルブ
図 1 三重偏心メタル シール バタフライ バルブ
5.シーリング原理：
図 2 典型的な三重偏心メタル シーリング バタフライ バルブは、スケッチ 2 に示すように、典型的な BVMC 製品です。
(a) 構造上の特徴：蝶板の回転中心（弁中心）は、蝶板のシール面とはバイアス A を形成し、バルブ本体の中心線とはバイアス B を形成します。また、シール面とシート本体の中心線（本体の軸線）とのなす角βbe
(b) シールの原理：ダブルエキセントリックバタフライバルブをベースに、トリプルエキセントリックバタフライバルブは、シートとボディの中心線の間にAngleβを開発しました。バイアス効果は、図 3 の断面図に示すとおりです。三重偏心シール バタフライ バルブが完全に開いた位置にある場合、バタフライ プレートのシール面はバルブ シートのシール面から完全に分離されます。また、バタフライプレートシール面とボディシール面との間には、ダブル偏心バタフライバルブと同様のクリアランスγが形成されます。図 4 に示すように、β 角 の形成により、ディスク回転軌跡の接線とバルブ シート シール面との間に角度 β1 と β2 が形成されます。ディスクを開閉すると、バタフライプレートのシール面が徐々に分離してコンパクトになり、機械的な摩耗や摩耗が完全になくなります。バルブをこじ開けると、ディスクシール面がバルブシートから瞬時に剥がれます。そして、完全に閉じた瞬間にのみ、ディスクはシートにコンパクトになります。図 4 に示すように、角度 β1 と β2 の形成により、バタフライ弁が閉じているとき、バタフライ弁シートの柔軟性ではなく、弁軸駆動トルクの発生によってシール圧力が発生します。シート材料の老化、コールドフロー、弾性無効化要因によるシール効果の低下と故障の可能性を排除するだけでなく、駆動トルクを介して自由に調整できるため、三重偏心バタフライバルブのシール性能と寿命が大幅に向上します改善されました。
図2 トリプルエキセントリックダブルウェイメタルシールバタフライバルブ
図 3 開いた状態の三重偏心二重メタル シール バタフライ バルブの図
図 4 三重偏心二重メタル シール バタフライ バルブの閉状態の図
6.1 インストール
6.1.1 取り付け前にバルブ銘板の内容を注意深く確認し、バルブのタイプ、サイズ、シートの材質、および温度がパイプラインのサービスに従っていることを確認してください。
6.1.2 できれば、取り付け前に接続部のすべてのボルトをチェックし、均等に締まっていることを確認します。そして、パッキンの圧縮・密閉の有無をチェック。
6.1.3 流れの方向を示すなどの流れマークが付いた逆止弁
また、バルブの取り付けは、フローの規定に従ってください。
6.1.4 パイプラインは、設置前に洗浄し、油、溶接スラグ、その他の不純物を除去する必要があります。
6.1.5 バルブは、投げたり落としたりしないように、静かに取り出してください。
6.1.6 バルブを取り付けるときは、バルブの端にあるダスト カバーを取り外す必要があります。
6.1.7 バルブを取り付ける場合、フランジ ガスケットの厚さが 2 mm 以上で、ショア硬度が 70 以上の PTFE またはワインディング ガスケットの場合、接続ボルトのフランジは斜めに締める必要があります。
6.1.8 パッキンの緩みは、輸送中の振動や温度の変化、および取り付け後のステムシールに漏れがある場合のパッキングランドのナットの締め付けによって引き起こされる可能性があります。
6.1.9 バルブを取り付ける前に、予期しない状況下での人為的な操作とメンテナンスを行うために、空気圧アクチュエータの位置を設定する必要があります。また、アクチュエータは、生産に入る前にチェックおよびテストする必要があります。
6.1.10 受入検査は、関連する基準に従って行う必要があります。方法が正しくない場合、または人為的な原因である場合、BVMC Company は一切の責任を負いません。
6.2 保管とメンテナンス
6.2.1 バルブ キャビティの清浄度を確保するために、乾燥した換気された部屋で端をダスト カバーで覆う必要があります。
6.2.2 長期保管用バルブを再使用する場合は、パッキンに異常がないか確認し、回転部に潤滑油を充填してください。
6.2.3 バルブは、ガスケット、パッキンなどの交換を含め、(契約に基づく) 保証期間内に使用および保守する必要があります。
6.2.4 バルブの使用条件は、寿命を延ばすことができるため、清潔に保つ必要があります。
6.2.5 バルブは、耐腐食性から保護し、機器が正常な状態であることを確認するために、動作中に定期的に検査および保守する必要があります。
媒体が水または油の場合、バルブを 3 か月ごとに点検および保守することをお勧めします。また、媒体が腐食性である場合は、すべてのバルブまたはバルブの一部を毎月チェックしてメンテナンスすることをお勧めします。
6.2.6 エアフィルターリリーフ圧力バルブは、定期的に排水し、汚染物を排出し、フィルターエレメントを交換する必要があります。空気圧部品の汚染、故障の原因を避けるために、空気を清潔で乾燥した状態に保ちます。（「空気圧アクチュエータ操作説明書」参照）
6.2.7 シリンダー、空気圧機器および配管は、ガス漏れを防ぐために慎重かつ定期的にチェックする必要があります (「空気圧アクチュエータ操作説明書」を参照)。
6.2.8 バルブを修理するときは、部品を再度洗い流して、異物、染み、さびたスポットを取り除きます。損傷したガスケットとパッキンを交換するには、シール面を修正する必要があります。修理後、油圧テストを再度実施する必要があります。資格のあるユーザーは使用できます。
6.2.9 バルブの動作部分 (ステムやパッキン シールなど) は、ほつれや腐食から保護するために、清潔に保ち、ほこりを拭き取ってください。
6.2.10 パッキンに漏れがあり、パッキングランドナットを直接締めるか、状況に応じてパッキンを交換する必要があります。ただし、圧力によるパッキンの交換はできません。
6.2.11 バルブの漏れがオンラインまたはその他の操作上の問題で解決されない場合は、バルブを取り外すときに次の手順に従ってください。
a.安全に注意してください: 安全のために、まずパイプからバルブを取り外して、パイプライン内の媒体が何であるかを理解する必要があります。パイプライン内の媒体の損傷を防ぐために、労働保護具を着用する必要があります。同時に、パイプラインの中圧がすでに確保されていることを確認します。バルブを取り外す前に、バルブを完全に閉じてください。
b.空気圧機器（コネクトスリーブを含む。「空気圧アクチュエータ操作説明書」を参照）の取り外しは、ステムと空気圧機器の損傷を避けるために慎重に操作する必要があります。
c.バタフライバルブが開いているときに、ディスクとシートのシールリングに傷がないかどうかを確認する必要があります。シートにわずかな擦り傷がある場合は、シール面にエメリー クロスまたはオイルを使用して修正できます。いくつかの深い傷が現れた場合は、適切な措置を講じて修復する必要があります。バタフライバルブは、テスト後に使用できます。
d.ステムパッキンが漏れている場合は、パッキングランドを取り外し、ステムとパッキンを表面で確認し、ステムに傷がある場合は、修理後にバルブを組み立てる必要があります。パッキンが破損している場合は、パッキンを交換する必要があります。
e.シリンダーに問題がある場合は、空気圧コンポーネントをチェックし、ガス経路の流れと空気圧、電磁反転バルブが正常であることを確認します。「空気圧アクチュエータ操作説明書」をご覧ください）
f.ガスが空気圧装置に入れられると、シリンダーの内側と外側に漏れがないことが確認されます。空気圧機器のシールが損傷した場合は、作動圧力トルクの低下につながり、バタフライバルブの開閉作動に適合しなくなりますので、定期点検と部品交換に注意してください。
空気圧バタフライバルブの他の部品は、一般的に修理されません。損傷が深刻な場合は、工場に連絡するか、工場のメンテナンスに送ってください。
6.2.12 テスト
バルブは、バルブが関連する規格に従ってテストを修復した後、圧力テストを行うものとします。
6.3 操作説明
6.3.1 シリンダー装置ドライバーを備えた空気圧作動バルブは、バルブを開閉するためにディスクを90°回転させます。
6.3.2 空気圧作動式バタフライバルブの開閉方向は、空気圧装置の位置インジケータでマークする必要があります。
6.3.3 切り捨ておよび調整アクションを備えたバタフライバルブは、流体スイッチおよびフロー制御として使用できます。一般に、圧力と温度の境界条件、または圧力と温度が頻繁に交互に変化する条件を超えることはできません。
6.3.4 バタフライ バルブには、高圧差に耐える能力があります。バタフライ バルブは、高圧差でも循環し続けます。そうしないと、損傷、または重大な安全上の事故や財産の損失を引き起こす可能性があります。
6.3.5空気圧バルブは頻繁に使用され、動作性能と潤滑状態を定期的にチェックする必要があります。
6.3.6 バタフライバルブを閉じるには時計回り、バタフライバルブを開くには反時計回り。
6.3.7 空気式バタフライバルブを使用する場合は、空気がきれいで、空気供給圧力が 0.4 ～ 0.7 Mpa であることに注意する必要があります。空気通路を開いた状態に維持するため、空気入口と空気の流れを遮断することはできません。作業する前に、空気圧バタフライバルブの動きが正常かどうかを観察するために圧縮空気に入る必要があります。ディスクが完全に開いているか閉じているかに関係なく、空気式バタフライバルブが開いているか閉じているかに注意してください。バルブの位置とシリンダーの位置が一致していることに注意してください。
6.3.8 空気圧アクチュエータのクランク アームの構造は、手動装置に使用される長方形のヘッドです。万一の事故の際、給気パイプをレンチで直接取り外せ、手動操作が実現できます。
7. 間違い、理由、および解決策 (Tab 1 を参照)
タブ 1 考えられる問題、原因、および解決策
| 間違い | 失敗の原因 | 解決 |
| バルブのバルブの動きが難しく、柔軟性がない | 1. アクチュエータの故障 2.開くトルクが大きすぎる3.空気圧が低すぎる 4.シリンダー漏れ | 1.空気圧機器の電気回路・ガス回路の修理・点検2.作業負荷の軽減と空気圧機器の正しい選定3.空気圧を上げる 4. シリンダーまたはジョイント元のシール状態を確認してください。 |
| ステムパッキンの漏れ | 1.パッキングランドボルトが緩んでいる2.パッキンやステムの損傷 | 1. グランドボルト 2 を締めます。パッキンまたはステムを交換する |
| 漏れ | 1．封印代理の締め位置が正しくない | 1. アクチュエーターを調整して、シーリング代理の閉鎖位置を正しくします。 |
| 2.所定の位置まで閉まらない | 1.開閉方向が合っていることを確認する 2.実際の開状態と同期するようにアクチュエータの仕様に合わせて調整する 3.キャッチするオブジェクトがパイプラインにあることを確認しています | |
| 3. バルブ破損部位①シートの損傷②ディスクの損傷 | 1. シート 2 を交換します。ディスクを交換する | |
| アクチュエータの経過 | 1.鍵の破損・落下 2.止めピンの切断 | 1. ステムとアクチュエーターの間のキーを交換します2。ストップピンを交換する |
| 空気圧機器の故障 | 「バルブ空気圧機器仕様書」を見る | |
注: メンテナンス担当者は、関連する知識と経験を持っている必要があります。
投稿時間: 2022 年 5 月 19 日